木材と調湿効果とウイルス

最近とある調査の記事を読んだ、、、
木材校舎とRC(鉄筋コンクリート)校舎とでは児童のインフルエンザによる学級閉鎖数を比較したところ、木造校舎はコンクリート校舎の役1/3という調査結果があるそうです。
 なぜこのような大きな差が生まれるのか!それは、木材にはコンクリートやプラスチックにはない調湿効果があるからです。インフルエンザウイルスは、気温が低く、空気が乾燥している環境では長期間生存し続けますが、湿度が50%以上になるとウイルスの多くが死滅してしまいます。部屋が乾燥している状態では、木材中の水分を吐き出し、湿気が多い時には、余分な湿気を吸収する木材は、湿度を快適に保つ効果をもっているため、木造校舎ではインフルエンザの感染が減ったと考えられます。
 また、その他の病欠や不登校が少ないことの理由についても、木の香りや調湿効果などが心と体に安らぎを与えているためともいわれています。
 ちなみに、老人ホームを対象に行われた同様の調査においても木材使用率の多い施設では、インフルエンザの感染や転倒による骨折、不眠を訴える人の割合が少ないという結果も出ています。
 、、、とそんな記事をみて写真の「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」の校舎に行ったときを思い出した。私の母校はここまで年季もなかったし、写真のような学校で過ごした経験はないが、どこか懐かしく、自然と居心地もよく、とても気持ちが良かったのを思い出す。森林浴に近い感覚だ。木材の特性や木材の調湿効果などを知ると更に納得できる。
 そして家具に至っても無垢の木材は内部に、たくさんの小さな空洞(細胞)がある多孔質という構造を持っています。この空洞が、空気中の湿度が高い時は湿度を吸い、空気が乾燥してくると水分を吐き出す働きを行います。木材が「呼吸している」といわれるのは、こうした調湿のメカニズムのためです。
現代はストレス社会とも言われ、心の病も多くあります。さらに今回の新型コロナで経済も混乱し、戸惑いやストレスも悪化しています。
 未知とのウイルスとの闘いは人類が終わることなく闘い続ける宿命です。 STAYHOME期間以外の日常でも良い環境、空間で軽やかに過ごしたいものですね。

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