第23回修了研究作品展

今年もお世話になっています、北海道立旭川高等技術専門学院から新人が入社いたします。技専学院のリーフレットに学院の志とは「産業界で求められる技術や技能に付与し、即戦力となりえる人材を育てることで次代がどんな社会であろうと自分の腕で未来を切り開くことのできる、希望にあふれた人材を目指すこと」と書かれてあった。「令和の職人」と呼ばれている今年の職人は、どのような志を持ち、学び、お客様に最高の技術を提供できる人になるのか、、、頑張ってほしい!!そこで改めて職人(プロフェッショナル)とは何ぞやと調べてみた。◇職人・・・とは自ら身につけた熟練した技術によって、手作業で物を作り出すことを職業とする人のことである。◇職人気質・・・とは自分の技術を探求し、また自信を持ち、金銭や時間的制約などのために自分の意思を曲げたり妥協したりすることを嫌い、納得のいく仕事だけをする傾向、いったん引き受けた仕事は利益を度外視してでも技術を尽くして仕上げる傾向などを指す。確かにウチの職人は頑固でまじめで熱心な人が多いと思う。きっと40年前と現代では「職人」と呼ばれる技術や、精神論でも重みが違って来ていると思うが、根っこにある部分だけは変わらないでいてほしい。そこが職人の粋だったり、カッコいいところだからだと思う。これからは社会にはばたく「令和の職人」達には、団塊世代に始まり、ゆとり、さとり世代とメディアが付けた世代の呼び方に惑わされることなく、自分の腕でその道をしっかりと歩んでほしい…どんな時代が来ても!そして発表会ではいつにもまして、学生や先生質疑応答が多く活気ある場でした。若者たちの今しかできない感性で作り上げた家具たちは見ものである。是非とも多くの人達に脚を運んでほしいです!

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